今日のおやつ
カトルカールを焼きました。
フランス語でカトルカール quatre quart、英語でパウンドケーキ pound cake と言う焼き菓子は、卵、砂糖、バターと薄力粉で作ります。分量も、4つの材料全て同量です。
そんなシンプルなお菓子にとても惹かれます。
材料や作り方に変化をつければ、どんな焼き上がりで、どんな味になるのか、私の納得するものになるまで、研究が続いています。
4つの材料の分量の割合やバランスが崩れないように、どんな味の変化がつけられるか、非常に楽しい研究です。
今回は、黒糖を使ったものと、ココア生地にチョコチップを入れたもの、2種類を焼いてみました。
ココア生地には、ココアとチョコチップの味のバランスを考えて、砂糖にハチミツを加えて甘さを出してみました。
どちらもしっとり焼きあがりました。黒糖の方は、香りはいいですが、味は少々ボケた感じでした。チョコチップ入りの方は、甘さもしっかり出て美味しかったです。
黒糖味ももちろん、風味が豊かで素朴で、優しい感じに仕上がりましたが、チョコチップ入りは、ココアのビターな生地にチョコの甘さがはっきりしていたので、より美味しく感じられたのかな、と思いました。
まだまだ研究の余地がありますね。
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